秋田市新庁舎、秋田杉の外観現れる 工事進捗率77%


 秋田市の新庁舎が、徐々に姿を見せ始めた。建物の四方を覆うシートの一部が取り除かれ、秋田杉を使った外観が見えるようになった。

 市新庁舎建設室によると、外壁の塗装など、仕上げ作業を終えた部分からシートを外している。先月下旬に南側(約65メートル)の一部を外し、今月上旬に東側全面を取り払った。北側と西側は年内に取り外し作業を始める。全て除かれるのは年明けになる見込み。

 建設工事は現庁舎東側で2013年12月に始まり、来年4月28日までの予定。先月末時点の進捗(しんちょく)率は77%。今後は床張りのほか、電気や空調、給排水の各設備の配管作業などが進む。来年2月に市民向け内覧会を、5月6日にオープニングセレモニーを計画している。

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