2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

飯舘の災害公営住宅建設工事の安全祈願

東京電力福島第一原発事故で全村避難した飯舘村の災害公営住宅「大谷地団地」の建設工事安全祈願祭は16日、同村草野の建設予定地で行われた。 施工業者の英(はなぶさ)工務店(飯舘村)が実施し、村や同社の関係者合わせて約30人が出席した。菅野典雄村…

木質バイオマス発電所を自治体が誘致、港の近くで1万1000世帯分の電力

木質バイオマス発電所の用地は日本海側で最大の物流拠点になっている「新潟東港」に隣接する工業団地の中にある(図1)。再生可能エネルギーの導入を推進する新潟市が誘致したもので、1万6000平方メートルの敷地に建設する。 誘致に応じた発電事業者は、福島…

小田原城:天守閣耐震改修、本格スタート 外壁に足場 /神奈川

耐震改修が進む小田原城天守閣で、本格的な屋根や外壁工事用の足場が組まれた。 天守閣は耐震改修と展示リニューアルのため7月1日から休館。来年5月1日のオープンを予定している。これまでに天守閣内の展示ケースや内装を撤去、地下1階から耐震ブロック…

ビル外壁の強度3割増 ノザワが25年ぶり新工法

外壁材メーカーのノザワ(神戸市中央区)は、ビル外壁の強度を高める新工法を25年ぶりに開発した。重量の重い大型アルミパネルなどを外壁に取り付けることが可能になり、建物がよりダイナミックな印象になるという。9月に発売し、東京五輪が開かれる20…

9月内に選定着手/越前市の新庁舎設計

福井県越前市は、9月定例市議会の閉会(18日)に合わせ、庁舎建設基本・実施設計の委託先選定に着手する。同市では原則として、プロポーザルか通常指名競争入札で業務委託を発注するため、「(閉会までに)諸条件を勘案しながら、発注方式を絞り込む」(…

液状化対策へ実証実験 間伐材丸太を打設 温暖化抑制にも効果

飛島建設(株)、兼松日産農林(株)、昭和マテリアル(株)の3社は、浦安市舞浜の浦安市運動公園内で1日、「丸太打設液状化対策&カーボンストック工法」の実証実験を公開した。当日は、行政関係者や学識経験者、建設業界関係者や報道陣など約300人が参加。資源の…

ICT建機利用のモデル工事を導入-石川県

石川県は、経験の浅い作業員でも操作できる「情報通信技術(ICT)搭載型」の建設機械の普及に向け、大手建機メーカー「コマツ」と協定を結んだ。建設業界で深刻化する人手不足の解消が狙い。同社製のICT建機のリースを条件とした県発注の工事を、モデル的に…

バイオマス発電所が森を潤す、原子力の日本海沿岸に風力と波力も

原子力発電所のイメージが強い福井県だが、再生可能エネルギーを導入する取り組みが着実に広がってきた。特に活発なのは地域の森林資源を生かしたバイオマス発電で、県内の2カ所で大規模な建設プロジェクトが進行中だ。沿岸部では風力発電や波力発電の開発も…

リニア「南アルプストンネル」で初の施工者決定

東海旅客鉄道(JR東海)はリニア中央新幹線の南アルプストンネル建設工事に関し、東端側に位置する山梨県側工区を手掛ける施工者を大成建設・佐藤工業・錢高組JVに決めた。JR東海の柘植康英社長が2015年8月27日の記者会見で、同JVと26日に契約を結んだことを…