耐震改修が進む小田原城天守閣で、本格的な屋根や外壁工事用の足場が組まれた。
天守閣は耐震改修と展示リニューアルのため7月1日から休館。来年5月1日のオープンを予定している。これまでに天守閣内の展示ケースや内装を撤去、地下1階から耐震ブロックを設置しているという。
工事用の足場は屋根の「しゃちほこ」が隠れる程度にまで組まれるが、目の粗いシートで覆うため、足場越しに天守閣を望むことができるという。
今後は耐震改修とともに、屋根瓦の一部取り換えや、白壁の塗り直しなどが行われる。
毎日新聞 2015年09月11日 地方版