秋田県立病院機構/横河建築設計を特定/脳血管研究C設計・監理

 秋田県立病院機構(鈴木明文理事長)は、脳血管研究センター新棟建設および既存棟改修工事設計・監理業務委託に伴う公募型プロポーザルを実施した結果、2者の中から横河建築設計事務所を最優秀提案者に特定した。近く契約する。次点は共同建築設計事務所だった。2016年度に設計を完了させる。新棟は17年度に工事着手し、19年度の完成を目指す。改修工事は、新棟完成後に着工する方針だ。
 高齢化の進行や社会環境の変化に伴い、循環器疾患分野の機能を強化するために新棟を同センター(秋田市千秋久保田町6-10)敷地内に増築し、脳・循環器疾患の包括的な治療体制を整備する。
 新棟の規模は、複数棟で総延べ8600㎡程度を想定。ベッド数は58床程度増床する予定だ。
 改修工事では、既存施設の外壁タイル落下防止工事や空調配管工事などを実施する。
 事業費は設計・監理費が2億2000万円、建築工事費は44億3000万円と試算している。

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