三陸沿岸道路の情報発信 野田に拠点施設が開所

 三陸沿岸道路・野田久慈道路(普代村-久慈市、延長25キロ)の国道45号下安家道路(約2・7キロ)工事の情報を発信するインフォメーションセンターが16日、野田村玉川の現場事務所で開所した。地元の野田中(菊地理(おさむ)校長、生徒97人)の1年生約40人が「第1号」の見学に訪れ、工事の進展状況に理解を深めた。
 三陸国道事務所が推進する「復興道路等の整備の見える化」の一環で、下安家道路の施工者、戸田・大豊特定建設工事共同企業体が設置した。同事務所管内で同様のセンター開設は初めてという。
 センターはプレハブ2階建ての1階約40平方メートルに開設した。三陸沿岸道路の整備効果やトンネルの施工方法などをパネルで紹介するほか、建設機械の模型などを展示する。
 開設期間は工期と同じ2017年3月までの予定。当面は毎週土曜日午前10時から午後3時まで一般公開する。

三陸沿岸道路の情報発信 野田に拠点施設が開所