小断面トンネルで外殻、地下に大空間を施工する新工法


 大成建設は、小断面の円形シールドトンネル(以下、シールド)で外周構造を構築して大断面の地下空間を施工する「リボルバー工法」を開発した。2015年9月に国土技術研究センターから建設技術審査証明を得た。地下に整備する高速道路の分岐・合流部などでの活用を見込む。

 開発した工法では、まずは地下に建設する最終構造物を囲む構造体を2段階のシールド工事で構築する。最初に施工するのが、先行シールドだ。