建設へやっと一歩 - 新県総合医療センター起工式

 遅れていた新県総合医療センター(奈良市六条山地区=同市石木町、七条西町2丁目など)の建築工事は9日、ようやく起工式を迎えた。県の中核病院として、当初は平成28年度中の完成を目指していたが、物価高騰などを要因とする建築工事の入札不調で病院本館棟建設などの工事がストップ。アクセス道路整備など関連工事の遅れも出て、29年度完成を目指すことになった。
 着工するのは、全室南向きの病棟や外来診療棟、教育研修棟(医療専門職教育研修センター)などで構成する「本館棟」(地上7階、地下1階、病床540床、延べ床面積約6万7500平方メートル、駐車570台)。他に「エネルギーセンター棟」(地上1階、地下1階、延べ床面積3391平方メートル)も建てる…

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