クボタ、ミャンマーで水処理施設工事を受注

■クボタ、水処理施設工事を受注
5月8日に株式会社クボタ(以降「クボタ」)は、ミャンマーで最終処分場浸出水処理施設建設工事をDOWA エコシステム株式会社の子会社であるGOLDEN DOWA ECO-SYSTEM MYANMAR CO., LTD.より受注したことを報告している。

■受注の背景と施設の内容
ミャンマーでは経済発展に伴い、工業系廃棄物が増大することが予想されている。そのため各種産業に必要不可欠なインフラとして、今回、国際基準に準拠したミャンマー初の管理型最終処分場が計画されることになった。
それに対してクボタはイニシャルコストとランニングコストを抑えた排水処理プラントを提案した。このプラントは、周りの環境への影響を配慮し、日本やアジア各国の排水基準を基にした国際的な基準に準じたプラントである。

■今後の展開
新興国では廃棄物の不法投棄による環境問題が課題になっている。クボタは日本国内で数多くの廃棄物処理施設の納入実績がある。
今後はこれまでの経験と実績を活かし、東南アジア諸国を始めとする世界各国において、環境問題の解決に取り組んでいきたいとしている。
また、海外の工業団地開発においては、水処理技術だけではなく廃棄物の適正処理、エネルギーや水のリサイクル等の総合的な環境ソリューションを通じて、環境に調和した工業団地開発に貢献していきたいとしている。

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