飯舘村商工会 新会館建設の安全祈る

 東京電力福島第一原発事故で避難区域となっている飯舘村草野地区で26日、飯舘村商工会の新会館建設工事の安全祈願祭が行われ、関係者が工事の安全を祈った。
 関係者約30人が出席した。同商工会の赤石沢栄会長らがくわ入れし、県相双地方振興局の御代典文局長らが神前に玉串をささげた。
 赤石沢会長は「これから飯舘の復興が始まる。今後の事業に協力してほしい」とあいさつした。菅野典雄村長が祝辞を述べた。
 新会館は木造2階建て、延べ床面積は約263平方メートルで、総工費は5983万円。会員からの寄付やクエートからの救援金、全国商工会連合会補助金で賄う。来年6月の完成予定。

福島民報 2015/12/27