ソーラーフロンティア、米社からメガソーラー建設事業の権利取得を完了

 ソーラーフロンティア(東京都港区、平野敦彦社長、03・5531・5971)は米国における大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設事業10件の権利取得を完了した。産業用太陽光発電所開発・運営の米ゲスタンプ・ノースアメリカ(サンフランシスコ市)から、カリフォルニア州などで合計出力28万キロワットのメガソーラーを建設する権利の譲渡を受け、完成した施設を外部の発電事業者や投資会社に売り渡す。10件とも2016年末までに完成させる計画だ。
 米国法人、ソーラーフロンティア・アメリカズの完全子会社、ソーラーフロンティア・アメリカズ・ディベロップメントが建設工事を順次始める。第1弾として同州カーン郡で、1万5000キロワット規模の発電所建設に月内に着手する。一部では運転開始後、電気を電力会社に買い取ってもらう権利もゲスタンプ側から引き継ぐ。総投資額は明らかにしていない。

ソーラーフロンティア、米社からメガソーラー建設事業の権利取得を完了:日刊工業新聞