ヤンゴンの橋を架け替え 新タケタ橋建設工事受注 東急建設

東急建設は1日、ヤンゴン市において、日本の無償資金協力による「ヤンゴン市新タケタ橋建設工事」を受注したと発表した。供与限度額は42億1600万円。新タケタ橋は、橋長253メートルで片側2車線の橋となる。同社と、東洋建設、IHIインフラ建設の共同企業体で工事が行われ、工期は約3年、2018年2月の完成を目指す。

タケタ橋は、ヤンゴン市のパズンダウン川に架かる橋で、ヤンゴン市街地からタケタ郡区を通ってティラワ経済特区を結ぶ重要なルート上にある。
同橋は、1966年に建設され、橋長284メートル、幅員8.5mであるが、片側1車線の橋である上に2013年の交通量は1日あたり約2万9000台であることから、慢性的な渋滞が生じている。
また、老朽化に伴い安全性の面から架け替えが必要であること、さらに、ヤンゴン市の交通整備において優先度が高いとの判断により、橋の架け替えが決定したものである。
新タケタ橋が完成することで、渋滞の緩和が見込まれ、物流面や旅客面を含めて、市民生活に大きく寄与するものとみられている。

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