復興と工事安全願う 川内のメガソーラー発電所

 川内村の大規模太陽光発電所「ユーラス福島川内ソーラーパーク」の建設工事安全祈願祭は25日、村内のいわなの郷体験交流館で催された。
 東京電力が出資する風力発電事業大手のユーラスエナジーホールディングス(本社・東京)が田村市との境界近くにある同村上川内字高塚の村有地約9ヘクタールに建設する。出力4メガワットで、4月に着工し、来年1月の運転開始後、東電に売電する。1300世帯分を賄う規模となる。
 祈願祭には同社の清水正己社長と遠藤雄幸村長、石崎芳行東電副社長(福島復興本社代表)らが出席し、工事の安全を祈った。清水社長は「復興に貢献したい」と語った。遠藤村長は「村の復興とともに再生可能エネルギーの普及・拡大につながる」と期待した。

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